こんにちは。
いよいよ6月スタートですね!
今回は超かっこいい輪ゴムてっぽうをご紹介します。
本体は割りばしで作られているのですがネジとクギ以外はなんと手作りなんです!
ちゃんとアルミ製トリガー付きで引き金は自動的に戻るという、もはや割りばしてっぽうのレベルを超えた割りばしてっぽう。
これを作ってくれたのは森のレジェンド高久さん!
引き金やトリガー部分もアルミや樹脂の板を糸のこできりだして、やすりで微調整。ほんとミリ単位の調整と位置が必要で本当に巧みの技なのです。
実際、見て使ってみれば分かる精度と技術の集合の逸品。
森に3丁寄付してくださいました。大事に使いたいです。
ゼロから高久さん自ら、構造や仕組みを考え、動きや音までこだわった渾身の作品です。
手作りのすごいのはまた修理できること。
高久さんいわく「売ってるものはすぐ壊れるだろ。これは何十年も使えるんだよ」
高久さんがその開発秘話を話してくれました。
レジェンド高久さんですらここまで作るのに10本以上試作品を作っては改良しての繰り返し。
いまだに進化しているとのことです。
このてっぽうは高久さんでも作るのは大変だそうで、晩御飯を食べた後が一番集中できて作業が進むそうですよ。
そしてこだわりの工具入れ。
部品もストックされていました。
何がすごいってこの鉄砲をより作りやすくするために工具を自作してしまうところです。
これは小さい鉄砲を加工するときに細かい作業がしやすいようにと小さいのこぎりを作ったそうです。元は竹用ののこぎりを切って小さく加工。柄の部分も削りだして作ったそうです。
そういえば高久さんの道具はめちゃくちゃ考えられているんです。
自宅にあるクランプも使いやすいように角度が調整されているそう。
感動したのは以前、見せてもらったもので釘ナイフを作るときに使っているペンチ。釘を固定しやすいようにペンチの掴むところに溝が掘られていて、使わせてもらったのですがめちゃくちゃ使いやすかったです。
高久さんと一緒に作業をすると勉強になります。
この割り箸鉄砲も作ってみようと思っています。